こんにちは。長崎県で野鳥撮影をしている徒歩太郎と申します。以前、ミサゴという大きな鳥が魚を食べる様子をビデオ撮影したことがありましたので、今回はその時の事を記事にしてみようと思います。
↑撮影を開始して数秒後の画像です。右側の鳥がミサゴです。
ミサゴの足元には捕らえられたばかりの魚が押さえられています。そして左側には、魚につられてやって来たハシボソガラスがいます。
↑カラス「ぼくにくれてもいいんだよ。」ミサゴ「あげないよ。」
↑その後、カラスがあきらめて去った後の画像です。
邪魔者がいなくなり、ミサゴはおもむろに食事を始めました。少し残酷ですが、まず下あごを引きちぎり、そこから少しずつ中身を食べていきます。
↑しばらくおいしそうに食べていたのですが、また邪魔者がやってきました。
↑なんと、トビが急降下してきました。
攻撃したわけではなく、あくまで威嚇だけだったようです。ミサゴがそれを嫌がって、魚を手放すことを期待したのかもしれません。
↑2度目の威嚇。もちろんこれくらいではミサゴは魚を手放しません。
↑その後トビはすぐにいなくなり、ミサゴは食事を再開できました。しめしめ。
↑弾力のあるお腹の皮を苦労して引きちぎります。
自前のおおきな爪とくちばしを使うとはいえ、生の魚の体を解体するのはかなりの力仕事のようでした。
↑一瞬見せた、荒々しい表情。恰好いい。
↑撮影開始から約40分経った頃の画像。魚はあらかた食べられ、尻尾のみが残っています。
その後、私はギブアップして撮影を終えました。
ミサゴは比較的よく見かける野鳥なのですが、こんなに近い距離で長い時間撮影する機会にはなかなか出会えません。この日は本当に機会に恵まれていたと思います。良かったです。
動画のほうはyoutubeで公開中です。興味がある方は、ぜひご覧になってください。